【CSC検証実験】お掃除ロボットの比較実験 Part.2
お掃除ロボットの異物除去・障害物付近の清掃はどの程度?
今回は少しでも日々の清掃を省力化できないかと考え、一般家庭でも利用されているお掃除ロボットをクリーンルームの前室で使用する状況を想定して検証しました。
シーズシーが床掃除で重要視していることは「清掃しやすい床」であることです。 「掃除しやすい床」=大きな障害物ないことですが、 実際の環境では、電源コードや床に物を置いたりすることを想定し 今回は「多少の障害物(段差)がある場合しっかり掃除できるのか」「壁の隅の掃除はしっかりと出来ているのか」を検証してみました。 3種類のお掃除ロボットを使い検証実験を掲載していきます。

実験目的
人がバタバタと移動すると床の塵埃が巻き上がるリスクもある。最低限の動作で掃除するお掃除ロボットを採用した場合 異物除去や障害物付近の清浄度はいかに!?
使用機器・製品
- クリーンルームライトミニN 型式:CSPV-1000-N
- 清掃モップ用ウェットワイパー 型式:CS-BT250N3
- 噴霧器
- 片栗粉
- 疑似床(床面:導電マット/900×1800mm)にプラダンで壁(H300mm)を設置したもの

実験方法
- 疑似床(導電マット:900×1800)をウェットワイパーにて清掃する。

- 1の床面にクリップ20個割りばしを貼り付け片栗粉5gを満遍なく撒く。
空間内を落ち着かせるために1分放置。

- 実験スタート!お掃除ロボットを起動清掃完了後の残留物の確認
実験結果
お掃除ロボットA:ロボロック

【クリーンルームライトミニNで可視化】


清掃時間:7分17秒
お掃除ロボットAは動作が早いことから、清掃壁面への衝突などプラダンが揺れ異物が隙間に入り込んでいます。(可視化画像2参照)
お掃除ロボットB:ルンバi7

【クリーンルームライトミニNで可視化】


清掃時間:7分33秒
清掃時間は長いですが、 一番清掃完了率が高い結果となりました。
お掃除ロボットC:ルンバJ7⁺

【クリーンルームライトミニNで可視化】


清掃時間:3分26秒
清掃時間は一番短い結果となりました。ですが清掃時間の観点だけでなく、清掃率も併せて考えた場合、お掃除ロボットCは多くの清掃残しがあります。
考察
清掃時間はお掃除ロボットCが一番短く、お掃除ロボットA・Bより4分以上時間短い結果となりました。ですが清掃時間の観点だけでなく、清掃率も併せて考えた場合、お掃除ロボットCは多くの清掃残しがあります。お掃除ロボットAは他のお掃除ロボットより動作が早いことから、清掃壁面への衝突などプラダンが揺れ異物が隙間に入り込み、動作がゆっくりなお掃除ロボット(B・C)に比べ清掃残しが多いことが懸念点となります。お掃除ロボットBはお掃除ロボットCに比べ清掃時間は長いですが、 一番清掃完了率が高い結果となりました。障害物の有無や、使用する部屋の大きさによって選定基準が変わってくるかと思いますが、人が清掃する場合と同様に、お掃除ロボットでも清掃時間や清浄度に関してはゆっくり清掃する機種が良いかもしれません。
今回は片栗粉にて試験しましたが実際は前室などの繊維くずが床に沈殿している事が想定されます、 踏まえますと固着しやすいハード条件の片栗粉でここまで除去できるので繊維くずには一定効果が期待できます。
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