棚卸による出荷停止のお知らせ
誠に勝手ながら、弊社では下記日程を棚卸の為、出荷停止とさせて頂きます。
出荷停止日:2025年6月30日(月)
【1】【CSC社員持込企画】粗大粒子カウンター「RACCAR」で花粉は計測できるのか!?
兵庫では今日平年より早く梅雨明けしました。今回は、少し前になりますが春先に実施した実験をご紹介したいと思います。
少し暖かくなり始める時期はランニングやお花見など、外で活動したくなります。 しかし外に出ると清々しい気候とは裏腹に、鼻はムズムズ、目はゴロゴロ…、くしゃみが止まらない方も多かったのではでしょうか?私もその一人です。
特に今年は黄砂も相まって、車のフロントガラスには粉っぽいものが降り積もっていました。これじゃとても洗濯物を外に干す気になれません。 そこで今回は「憎き花粉が一体どのくらい降っているのか見てみたい」という余談にお付き合いください。
使用機器・備品
- 粗大粒子カウンターRACCAR
天気予報で発表される花粉情報を見ていると数値ではなく「とても多い」「多い」「普通」「少ない」などの抽象的な表現がされています。そもそも花粉はどのように計測されているのでしょうか?
花粉測定器という機械で空気を吸引して花粉を捕集し飛散状況をリアルタイムに測定する方法と、ワセリンを塗ったスライドガラスを屋外に置き、付着した花粉の個数を顕微鏡で数えるダーラム法があるそうです。 人力で数えるダーラム法の場合は花粉の種類を判別できるのが特徴です。
微粒子のサイズを判別できるRACCARなら花粉測定器とダーラム法のいいとこどりができるのでは!?と思い、 ダーラム法と同様にシリコンウエハにワセリンを薄く塗って9階西向きのベランダに1日置きました。その後回収したシリコンウエハをRACCARで計測します。
実験結果
| 3月18日 | 3月31日 | 4月1日 | 4月11日 | 4月23日 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 天気 | 晴れ | 曇り | 曇り | 雨上がり | 雨上がり |
| 気温 | 9.9℃ | 18.2℃ | 16.3℃ | 20.9℃ | 24.2℃ |
| 湿度 | 42% | 32% | 56% | 60% | 65% |
| 気温 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 湿度 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| over30µm | 744 | 2047 | 1704 | 290 | 28 |
| over50µm | 705 | 1397 | 1824 | 149 | 7 |
| over100µm | 56 | 214 | 460 | 4 | 0 |
| over150µm | 11 | 108 | 262 | 2 | 0 |
| over200µm | 1 | 84 | 204 | 1 |
考察
花粉のサイズが30~40μmなのに対して、黄砂は4μmほどなのでRACCARでは計測されないと想定します。
屋外ですので花粉以外の塵埃が落下した可能性もありますが、30μm以上50μm未満を全部花粉と仮定すると、たった4インチのウエハ上に1000個を超える花粉が降り注がれていました。加えて上記データを気象庁のデータと比較してみましたが、相関を得ることはできませんでした。
正確な飛散量を比較するにはやはり30μm~50μmの粒子を花粉か否か判断する必要があるためRACCARでは難しいという判断に至りました。今回ワセリンを塗って採取したように濡れていたり粘着質のものには留まりやすいことがわかります。また、一定の時期を過ぎると明らかに飛散量がひと段落する様子がわかりました。
花粉の時期は特に大気中に花粉や黄砂等が舞っている中で従業員が出勤する為、花粉等が一般着などの衣服に付着しやすくなります。そのままクリーンルームウエアを着用すると、ポンピング発塵の原因の一つとなります。
実際に上着等から中に付着する例や外からクリーンルーム内に意図せず持ち込んでしまう例が多々あります。その為、一般着からクリーンルームウエアを着用する際は、払い落すなどの対策が必要と感じました。
【2】【ご案内】シーズシーは来期に25周年を迎えます!
シーズシーは来期に25周年を迎えます。日頃の皆様方のご支援の賜物と心より感謝しております。
改めて、シーズシーのサービス案内やコンセプトを、動画で紹介させていただきますので、ぜひご覧ください。
■25周年記念動画:https://youtu.be/OjSq7NYMPU4?si=nSFDlKRWzyrrJ3u9
■シーズシーの企業情報はこちら:https://www.csc-biz.com/information/information.htm
クリーン化を目指す企業パートナーとして、クリーン化に携わる企業様やお客様に対して、心から感謝の意を表すと共に、今後もお役に立てるような実験内容や商品開発等を続けて参ります。
引き続き、シーズシーへのご支援とご愛顧を賜りますよう、心からお願い申し上げます。










