マスクが息苦しく感じる季節が通り過ぎ少しほっとしています。歩いていてもカラっとした空気は気持ちがいいですね。その爽やかな風が甘い金木犀の香りを運んで来るともう秋だなと感じます。少し窓を開けて虫の鳴く声を聞きながら眠りにつくのが秋の夜長の楽しみの一つです。
さて今回は、食品工場や薬品工場に多いR巾木についてのコラムを掲載しております。
是非ご覧ください。
【1】【CSCコラム】R巾木の妥当性について考える
1、R巾木施工に関して
R巾木に関しては、過去から床と壁の部分が直角である事でその部分に対してHACCPに記される「埃だまり防止」の観点で施工されてきました。R巾木の他にはシャッターBOXの上に45°傾斜を付けるなども同様の理由により食品工場などで施工されてきました。
しかし、現在発行されています厚生労働省のガイドラインには「R巾木」も「45°埃だまり防止傾斜」も推奨する文章は見当たりません。GMP規格にも同様に推奨する文章は見当たりません。
2、床の管理方法の変化から清掃方法の変化
現在の食品工場などでは菌繁殖等の観点からウエット床(水を流して清掃する床)からドライ床(水で床清掃をしない床)での運用に変化してきました。
伴って清掃用具も従来の水モップ(写真A)から清掃専用のモップ(写真B)へと変化しています。
写真A:水モップ

から

写真B:清掃専用モップ

清掃方法についても一方方向に押して清掃するなどの方法がより塵埃除去に効果的である事から写真Bの清掃用具が多く使用されてます。
3、R巾木施工の実態
R巾木を施工した床に関しては(下図C)の通り平面モップに対してRが付いていることで浮きが生じ、清掃漏れが生じてしまいす。よってR巾木が施工されている箇所に関しては拭き残し(写真D)が多くみられるのが実態です。
下図C:Rがあるモップ

写真D:拭き残し

また、昨今多く見かける自動掃除機に関しても同様にR部分の清掃漏れが生じております。
シーズシーではお客様のご要望でクリーンルーム診断を数多く実施しておりますがR巾木に関しては100%拭き残しによる埃だまりになっています。
4、結論
R巾木は現在のクリーンルームにおいて負の遺産であり、今後施工されるクリーンルームに関してはクリーンルーム4大原則にある「除去する」の観点を重視して床と壁の接合面は直角とし、清掃の簡易性(確実性)を重視することが大事ではないでしょうか。
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写真は沖縄本島の最南端、糸満市にあるジョン万次郎の記念碑です。日本人として初めてアメリカに渡り、日本に民主主義を伝えた方です。指さす先は故郷である土佐だそうです。青い海が広がる景色のいい場所にあり、BBQやサーフィンを楽しむ方の姿もありました。2018年に建立されたばかりの比較的新しい像ですが、それにしてもこんなに躍動的なポーズの像は珍しいのではないかと思いました。

